拙い日本語で綴る近キョリメイキング感想文
ということで、少しネタバレ含みます。
今まで、こういう姿を見てきたことがあまり無かった。
それは私が小瀧くんが見てきた時間が短すぎたからかもしれないし、
たまたま見る機会が無かったのかもしれないし、
彼が意図的に見せないようにしていたのかもしれないし、
本当のところはどうか分からないけど。
でも、今回の映像で彼の仕事に取り組む姿をすごく明白に見ることが出来たと思う。
ということで、購入しました。
劇場に観に行った時は「かっこいいいいい…!」ってしてたら終わってた感じなんだけど。
小瀧くんは昨年印象に残った仕事を聞かれると必ずと言っていいほどこの作品を挙げていたので、メイキングを見るのは楽しみでした。
映っていたのは、私が知っているけど、知らない彼で。
いつも通り猫背でする深いお辞儀には安心したけど、
自分で志願したという撮影前から演技指導を受ける彼の目はとても真剣で(当たり前だけど)、監督の言葉を理解しようと自分なりに考えて、
きっと帰ってからもどういう風に演じようか自分なりにすごく悩んで、
そうやって的場竜をつくっていったんだなと思うと、
的場くんの見方も変わるし、何より小瀧くんのことがすごく愛しく感じます。
インの時に『いつもあんまり緊張することないけど、すごい緊張した』って言っていて、
初めての外部映画で、やまぴーもいない場面で、よく頑張ってるねってもう泣くかと思っちゃった。テレビの前で。
『難しかった』と言っていたシーンでも、
『こういう役が来る可能性もあるんでしっかり練習しておかないと』って常に先を見据えている小瀧くんがかっこいい。
そんなに深く考えてないかもしれないけど、無意識だとしたらなおかっこいい。
アップの時もまだ少し緊張している感じだったけど、しっかり周りを見ながら話していて
何度も言っていた『良い経験になった』という言葉は、こちら側から見ていてもひしひしと伝わってきました。
壁にぶちあたって、悩んで、でも成長したね。
強くなったよ。
これをデビュー期で心も身体も忙しいときに撮ってたっていうのが、また、さぁ。
彼の素敵なお仕事になったと同時に、わたしにも刻まれたお仕事でした。
自分の仕事への気持ちが見えなくなったとき、
何かを一生懸命にしたいとき、
小瀧くんへの好きを感じたいとき、
また見ようと思います。